◎必要なもの
- ブラインダー:これは旅行用品を売っている店や空港で購入することも可能ですが、旅行用のものは薄っぺらい簡易タイプのものが多く、これだと光が漏れてきます。したがって、学校の売店で売っているちゃんとしたもののほうがいいでしょう。学校の売店ではいろいろなタイプのものが購入可能です。私の経験では、黒いプラスチックとスポンジを組み合わせた「MINDFOLD」という商品が最も光の漏れが少ないです。(耐久性はそれほど高くありません。)ブラインダーの値段は16〜30ドル程度です。
- 寝袋(シュラフ):長く使うつもりであれば、将来テントで寝ることを想定して冬山用の本格的なものを買っておいたほうがいいです。しかしながら、ビギニング・リトリートやプライマリー・リトリートではアリーナの中で寝られるので、それほど本格的なものでなくても大丈夫です。形は持ち運びに便利なマミー型がいいでしょう。封筒型は快適ですが、かさばります。中綿はダウンのものと化学繊維のものがありますが、ダウン製品のほうがコンパクトに収納できて重さも軽いという利点があります。当然、値段はダウン製品のほうがかなり高いです。最近では、軽めで優れた化学繊維製品も出ているので、必ずしもダウンでなくても大丈夫です。
- スリーピングマット:カスケードデザインやモンベルなどが出している空気を注入して膨らませるタイプが持ち運びに便利です。空気注入式ではないタイプは安いですが、かさばります。自分のスーツケースの容量などを考慮した上で、購入してください。
カスケードデザインの製品は優れていますが、値段が他のメーカーのものよりも高めです。コストパフォーマンスで選ぶのであれば、下記の製品がお勧めです。
イスカ ウルトラライトマットレス180(実売価格6000円前後)
560gという重量はかなり軽く、収納サイズも非常にコンパクトになります。厚さは2pとやや薄めです。また、短期のイベントであれば、ホームセンターなどで売っている「ヨガマット」のようなものでもマットとして使うことは可能です。
- 上下のレインコート:長時間、雨の中でフィールドワークをやることもあるので、できればビニール製の安いものではなく、ゴアテックスなどの防水透湿素材のものがいいです。ゴアテックス製品は優れていますが、最近はさまざまな新素材を使った優れた製品が出ており、必ずしもゴアテックスでなくても大丈夫です。
- 防水加工してある靴:できればローカットではなく、ハイカットのトレッキングシューズのほうがいいです。防水ではない普通の運動靴を履いていき、雨の日のワークのときにだけ長靴に履き替えるという手もあります。いずれにせよ、外で長時間行うワークに備えて、歩き易い、履き慣れた靴のほうがいいと思います。
参考までに、いくつか登山用品店を挙げておきます。
さかいやスポーツ
好日山荘
*アリーナではなくテントで寝ることを考えている人は、こちらのファイルを参考にして下さい。
- 日本語通訳を聞くための専用のレシーバー:ビギニング・リトリートに初めて参加する方は、100ドルのデポジット料金を払うか、クレジットカードの番号を教えて、学校からレシーバーを借りることができます。その場合、レシーバーを返却した時点で、100ドルは戻ってきます。それ以外の方は、学校の売店で100ドルでレシーバーを購入します。買ったら、小さなマイナスドラバーを使ってカバーを外し、受信周波数を変えるダイヤルを日本語用にセットする必要があります。
このレシーバーがあると、ダイヤルの調節によって、英語を聞くこともできます。講義を英語で聞きたい方や、英語が堪能な方は、必ずしもこのレシーバーは必要ではありませんが、スピーカーからの英語音声が聞き取りにくい場合、このレシーバーがあったほうがずっと聞き取りやすくなります。
- イヤホン(又はヘッドホン)及びプラグアダプター:レシーバーはモノラル音声なので、それに合ったものを日本から持っていくのがいいでしょう。(ステレオ音声のイヤホンでも使えますが、片方の耳しか聞こえません。)レシーバーのプラグの大きさは、「超ミニプラグ」ではなく、通常の「ミニプラグ」です。また、ソニーなどで出しているプラグアダプターを使って、モノラル音声をステレオ音声に変換すれば、ステレオのイヤホンやヘッドホンを使って両耳で聞くことができます。その際は、「ミニプラグ(モノラル)」⇔「ミニジャック(ステレオ)」というプラグアダプターを購入します。参考までに、製品名を書いておきます。
(注意)製品によっては、形状がL字型になっており、レシーバーに取り付けることができないものもあります。したがって、下記の製品を購入するのが安全です。
SONY プラグアダプター PC−236MS (値段はだいたい400〜500円。家電量販店などで購入可能。)
- 単3乾電池:レシーバー用の電池です。10日くらいのイベントの場合、アルカリ乾電池を4本くらい持っていけば大丈夫だと思います。
- 色鉛筆と鉛筆削り、または、クレヨン
- 筆記用具とノート
- ペットボトル入りの水:これは、現地のスーパーでミネラルウォーターを買っていくのがいいでしょう。もちろん、日本からキャンプ用のプラスチック製ボトルなどを持って行き、学校の水道で水を入れるのもいいでしょう。学校の水は、日本のように塩素などの薬品を使っていないので、下手なミネラルウォーターよりもおいしいです。また、学校の自動販売機で買うこともできます。
○あったほうが便利なもの
以下のものは必須というわけではありませんが、イベントの最中にあったほうがいい物です。
- 折りたたみ式のイス:足が付いているタイプではなく、背もたれが付いていて、地面にじかに座るタイプのものです。足が付いているタイプは、後ろの人間の迷惑になるので使用禁止です。このようなイスは、キャンプ用品店で2〜3千円くらいで購入できるはずです。
モンベルやカスケードデザインのスリーピングマットを持っている方は、「シートホルダー」というホルダーを買えば、マットをイスにすることができます。
- C&E用のクッション:学校の売店で各種のサイズのものを販売していますが、あまり大きなものを買ってしまうと、持って帰るのが大変です。また、学校の売店で売っているフルサイズのクッションは、人によっては高さが高すぎるかもしれないので、自分に合うものを日本から持っていくのがいいかもしれません。当然のことながら、人によって、C&Eに理想的なクッションの大きさや形状は異なります。中には、枕のようなあまり高さがないもののほうがいい、という人もいるでしょう。
- 耳栓:アリーナで寝る場合、必ずイビキがうるさい人がいるので、耳栓があると便利です。(どのような状況でも寝られる自信のある人は必要ないかもしれませんが。)
ちなみに、テントで寝ても結構イビキがうるさいです。
×以下のものはイベント中は使用禁止です
- カメラや録音用の機材:デジタルカメラやフィルムカメラを使った静止画や動画の撮影は、一切、禁止です。また、ICレコーダーやデジタル・オーディオ・プレーヤーを使って講義その他の音声を録音することも厳禁です。これらのルールに違反した場合は、スタッフによって機材が没収されることがあるので、くれぐれも気をつけて下さい。
- シャンプーやボディーソープの類:学校には簡易シャワーがありますが、基本的には、あらかじめ置いてあるシャンプー以外のものは使用禁止です。(どうしても持参したものを使いたい方は、自然に対して負荷の少ない無添加のものなら使ってもいいそうです。)
- メスホール(食堂)にはコンセントがありますが、ドライヤーの類は使用禁止です。
- 携帯電話:基本的に学校内では使用禁止です。駐車場でのみ使用していいことになっていますが、学校内のコンセントを使って充電することはできません。アリーナの中への持ち込みも禁止されています。
その他、着替えやタオルなどが必要です。服装は動きやすく、かつ気温の上がり下がりに対応しやすいものがいいです。イェルムの気温は日本とそれほど変わりませんが、早朝と夜はかなり冷え込みます。ちなみに、学校内では洗濯はできません。学校に持ち込む荷物は、スーツケースでもリュックサックでもかまいませんが、自分が使いやすいものを選んでください。(学校の敷地内には砂利のエリアもあるので、スーツケースであれば車輪が大きめのもののほうが使いやすいです。これから買うのであれば、最近人気のある「ボストンキャリー」タイプのものが使いやすくていいかもしれません。)
