RSEで学ぶこと

これまで誰も私たちに「フィーリング」というものが既に体験された化学物質であることを教えてくれませんでした。誰も私たちに、同じ感情を得るために私たちが人間関係を求め続けているということを教えてくれませんでした。私たちは自分の過去を未来の上にかぶせ続けているのです。当然のことながら、私たちは老化し、退屈します。  -JZ・ナイト

下記の文章は、2007年5月23日に「ラジオ・アウト・ゼア」で放送されたバリー・イートンによるJZへのインタビューの中から、彼女の話の重要部分(主に後半部分)を抜粋して要約したものです。このインタビューは、ramtha.tvで聞くことができます。


JZ・ナイトによる学校の説明(1)

ラムサが女の体を通してこのメッセージをもたらすのは、これまでで最もひどく差別されてきたのが女だからです。女はこれまで、あらゆる文化においてひどく差別されてきました。だからこそ、彼は女である私を通してメッセージをもたらしているのです。また、このような形でメッセージをもたらすのは、人々が彼のことを崇拝しないようにするためです。メッセンジャーを崇拝してしまった過去の人々は、メッセージを決して実行しなかったし、メッセージそのものになることがありませんでした。そして、メッセージが物議を醸すものだった場合、彼らはメッセンジャーを殺してきました。これは、私たち人類の習性のようです。

もし仮に彼を崇拝してしまえば、それは自分自身の力を手放してしまうことを意味します。ラムサはつねに人々に対して、「絶対に自分の力を他人に与えないように」と言っています。

ラムサは、私たちの頑固なパーソナリティーを未来に連れて行く方法、つまり、過去に捕われた感情体から私たちが抜け出す方法を教えています。その方法を学べば、私たちは完全に目覚めることになります。そして、脳の中のプログラムの変化に応じて、私たちのDNAも変化します。

私たちが自分の過去の中に生きているとき、私たちは使い古された同じ感情を利用しながら生きていることになります。そのとき、私たちに未来はなく、単に老化していくだけです。私たちのDNAは、脳の中の「法」に正確に従うようになっています。その「法」の性質によって、細胞が永続的に若々しい状態にとどまるか、あるいは継続的に衰えていくかが決まります。私たちが同じ感情を感じ続けていれば、細胞はどんどん劣化していきます。

私たちが目覚めるとき、私たちは自分のすばらしさに気づきます。私たちは実際に、驚くべきことを行うことができます。というのも、私たちが考えることは、重要であると同時に、実際に物質化するからです。私たちは、観察によってエネルギーを物質に変える観察者ですが、そのことを知るとき、私たちは自分の過去から抜け出し、未来に向かって進み始めることになります。そのとき、DNAの新しい部分が使われ始め、私たちの肉体も変化します。つまり肉体は、老化や病気の状態から抜け出し、健康や若さの状態へと変化するのです。これは夢物語ではなく、現実的な科学です。

科学界は「不死の遺伝子」が存在することを既に知っていますが、その遺伝子のスイッチを入れる方法を知りません。その遺伝子のスイッチを入れるためには、まったく新しい未来として、自分の一日を創造する必要がります。つまり、古い感情を再体験する一日ではなく、まったく新しい感情を体験するような一日を創造する必要があります。
例えば、
「私はこれまでずっと、完璧に健康だった」
「私はこれまでずっと、とてつもなく裕福だった」
といった言葉を言う必要があります。
私たちはこれらの言葉を、その瞬間にとどまった状態で、真剣に言う必要があります。そのとき、私たちのDNAは、脳の中で発火しているそれらの思考に対応する部分を開き、体はその思考に応じて変化します。私たちがそれらの思考を観察しているとき、私たちは量子場のレベルでエネルギーを小さな粒子へと崩壊させており、それらの粒子が私たちの日常生活を作り上げるのです。そして、私たちはそれを体験しますが、あらかじめ予想された感情とともに体験するのではなく、まったく新しい興奮とともに体験します。私はそれを「グリター」と呼んでいます。私たちがそれを体験するとき、まったく新しい感情を得ます。

これこそが、RSEが教えていることであり、30年間かけて私が学んできたことです。 毎日、私は未来のために生きており、かつての自分、つまり過去の自分を生きていません。

この世界を支配している人々は、私があなた方に話している事柄をちゃんと知っています。この世界を支配している宗教的な人々は、地獄の業火で人々を脅しています。
問題は、世界中の人々が自分の力を他人に与えてしまっていることであり、誰もが他人の望み通りに振る舞おうとしていることです。その結果、彼らが生み出すアイディアは、独創性のあるものではなく、ありきたりの凡庸なものになってしまっています。

真実が隠されてしまったとき、私たちは宗教的ドグマや階級制度や国民的合意を受け入れてしまいました。その結果、今日のほとんどの人々が、「神」あるいは「観察者」が自分自身の中にいるということを知らず、自分の思考は重要であると同時に物質化するということを知りません。

私たちが若い頃、私たちはエネルギーに満ち溢れ、情熱的であり、どの体験もまったく新しいものでした。というのも、それらの体験は初めてのものだったからです。しかし、私たちはそれらの中毒となってしまい、自分が知っているそれらの「初体験」を再創造しようとします。例えば、初恋の体験があったとして、私たちはその後の全ての男女関係において、初恋のときの感情を再体験しようとします。その結果、私たちは、自分が付き合っている人間をありのままに体験することがなくなります。私たちはその関係が新しいものだと思い込んでいますが、実際にはそうではなく、私たちは既知の感情を求めているだけです。
この既知の感情の繰り返しによって、私たちは若い頃に早くも老化し始めます。20歳に達する前に老化が始まることもあります。

これまで誰も私たちに、「フィーリング」というものが既に体験された化学物質であることを教えてくれませんでした。誰も私たちに、同じ感情を得るために私たちが人間関係を求め続けているということを教えてくれませんでした。誰も私たちに、若い頃に形成された脳の中のプログラムがその後の人生を支配し続けるということを教えてくれませんでした。しかし、これらは本当のことであり、私たちは自分の過去を未来の上にかぶせ続けているのです。当然のことながら、私たちは老化し、退屈します。当然のことながら、私たちの人生は輝きを失います。

私は学校のイベントで、脳やDNAの機能の仕方や、現実を創造する方法や、私たちがいかにすばらしいかを教えていますが、ビギニングリトリートの最初の日に、誰もが「送信受信」と呼ばれるものを学ぶことになります。これをやることによって、私たちが実際に驚くべき存在であることを知ることができます。ビギニングリトリートでは、リモートビューや、自分の一日を創造する方法や、未来の体験を創造する方法についても学びます。リトリートは、毎日が本当に充実した学びの連続ですが、さらに、私たちは自分達の過去についても学びます。あなたがもし上級生のイベントに参加するならば、もっと進歩した知識を学ぶことになります。

この学校のリトリートは、教室に座ってただ講義を聴くというものではありません。もちろん、講義の時間もありますが、ラムサはこれまでずっと、自分の生徒達に「ランナー」と呼ばれるものを送ってきました。だからこそ、彼は1980年代に非常に有名になったわけですが、彼はずっと、「私はあなたにランナーを送ろう」と言い、実際にランナーを送ってきました。「ランナーを送る」とは、彼があなたのために、あなたが体験する現実を創造するということです。

あなたはこの学校で、現実を創造する方法を学びますが、ラムサはこのように言っています。「あなたは哲学者の話をどこでも聞くことができる。説教師の話もどこでも聞くことができる。科学者の話も聞くことができる。だが、誰も、それを実際に行う方法をあなたに教えてくれない」
ラムサはそれを行う方法を教えますし、私もその方法を教えます。私たちは知識を学び、現実の中でその知識を実際に利用します。私たちは「訓練」と呼ばれるものも行います。訓練は、知識を現実化して体験にするためのものです。あなたがそれを体験すれば、「私はこれを実際にやった。これは真実だ。これは哲学ではない」とあなたは言うことができますが、哲学を真実にすることは非常に重要なことです。
上級生のリトリートでは、人々はさらに学び続け、もっと輝かしいことを行っています。

あなたがRSEの生徒となっても、イェルムに住んで毎日学校に通うわけではありません。この学校は、まずは4日間のビギニングイベント(*2009年からは5日間)に参加することから始まります。その後は、1年間に2回の必須イベントに参加するだけでかまいません。イェルムで参加してもいいですし、世界のどこかで参加してもかまいません。2回のイベントの合計日数は、14日程度です。これらの授業に参加すれば、あなたは世界中から集まってくる生徒の中に加わることになります。あなたはこの学校で、ある知識を学び、それを習得し、それからさらに進歩した知識を学び、それを習得し・・・といったことを続けながら進歩していきます。そして、この学校で教える知識は、つねに進歩し続けています。

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