希望について

”では、希望について話そう。この学校のすばらしいクラスには、この聴衆よりも、もう少したくさんの人間がいるが、現在、マインドのイベントに取り組んでいるところだ。それは、マインドが何であるかを教えるものである。マインドとは、あなたの両耳の間にある脳のことではない。マインドとは、現実そのものが持つ「生命力」である。

だが、ここで、希望について話そう。あなたはどう思うだろうか? あなたは希望を持っているだろうか? あなたは何を望んでいるだろうか? ここで、すばらしいニュースがある。あなたは生きている。これはとても有望なことであり、よい兆候だ。更に、あなたの脳はもっと遥かに多くのことを行うことができ、さまざまな意識の状態やマインドの状態を扱うことができる。あなたの創造力はまさに無限である。あなたは本当にそのような脳を持っている・・・

それに、あなたのDNAに関しては言うべきことがある。あなたは病気だろうか? あなたは、自分で自分を病気にしたのだ。あなたがこれまでずっと自分の思考に耳を傾けてきたなら、あなたは自分の猫も病気にしてしまう。

では、態度があらゆるものに影響を及ぼすのか? まさにその通りだ。あなたにとっての希望は、態度がDNAをシフトさせ、細胞をシフトさせるということだ。今や前進すべきときである。今や変化するときであり、自分のマインドをより偉大な高みへと成長させ、より偉大な視点を手に入れるときである。そして、自分自身を崇高な存在としてみなすときである。

自分の態度を変え、成長すれば、われわれには希望がある。なぜなら、われわれは今や知識を持ち、自分の制限や、自分の迷信や、自分の恐れや、ほかの色々なゴミクズに取り組んでいるからだ。それらはゴミクズであり、この上なくすばらしい人生の浪費である。そして、それらに取り組めば、DNAは変化する。

さて、私がこの学校でやっていることのひとつは、人々にランナーを送ることである。ランナーのことを聞いたことがあるだろうか? ランナーとは、私があなたのために何かを起こすということだ。それは、どのようなものか? それは「兆候」であり、「兆候」と呼ぶ人々もいるが、実際には、私があなたの道に送る現実の断片である。それはすばらしいものだ。あなた方全員がそれを受け取るだろう。それは、あなたにぴったりのものである。それは、人生において前進し、未来の一部となるように呼びかける招待状である。

この教えに対して、人々は何と言うだろうか? 人々は「それは違う」と言うだろうか? だが、彼らは、あなたがいま聞いたことよりも優れたことを言えるだろうか? 理性的な言葉だろうか? 墓場は理性的な人々で溢れているのに。理性的な人々は、憎しみに駆られて猛然と車を飛ばしているが、それは理性的な行為ではない。

あなたの現実の中の誰かがこの言葉を論破するだろう。なぜだろうか? 彼らはあなたの一部だからだ。したがって、あなた自身が「これはすばらしい」と言う必要があるのだ。これは科学である。だが、学校の科学の授業で教わる科学ではない。これは、神が自分の中にいることを知るためのものだ。神とは、あなたの観察者だ。あなたの人生には、とてつもない目的がある。あなたがここにいるのは、未知を既知にするためだ。つまり、あなたは社会的な地位の境界線を超えて夢見るよう促されている。あなたは、出身地にかかわらず偉大になるよう促されている。あなたは、喜びを見つけ、喜びを追求するよう促されている。あなたは、長い人生を生きるよう促されている。

さて、人が何と言おうと、私の学校はカルトではない。あなた方は、自分が嫌いなものや理解できないものを「カルト」と呼んで罵る。私を理解するためには、多くの努力が必要だ。つまり、あなた方はもっと考える必要があるということだ。あなたには、考えるべきことが沢山ある。それがこの学校だ。この学校では、知識を教える。とてつもない知識だ。だが、学問的な知識を記憶して蓄積するわけではない。つまり、「試験をやって、記憶貯蔵庫の中から答えを引き出す」といったものではない。そのような知識を教えるわけではない。この学校では、あなた自身に関するとてつもない知識を教えられる。「あなたは誰なのか?」、「どこから来たのか?」、「なぜここにいるのか?」といった知識だ。あなたは永遠の存在なのか? あなたはまさに永遠の存在である。それから、あなたに何ができるのかということが教えられる。それらの知識は、その源を証明する訓練とともに与えられる。これはつまり、われわれは哲学を学び、それをすぐに現実にすることができるということだ。

世界中で研究をしてきたあれらの偉大な学者たちが、2年間に渡ってこの学校を調査してこう言った。「この学校は、これまで見た中で最もすばらしい人間のマインドの研究所である」と。その通りである”

―ラムサ
DVD「A Message of Joy and Hope」(英語版)より抜粋
(2004年11月の講義)

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