”人々はつねにこう言う。「子どもが大きくなったら、私は幸せになるだろう」「住宅ローンを払い終えたら、私は幸せになるだろう」「大金が入ってきたら、私は幸せになるだろう」と。これはまるで、幸せが未来に延期されているようなものだ。今、幸せを実現するのではなく。
これらが「覆い」である。それらがすべてなくなったとき、あなたは透明になる。あなたは澄んだ水のようになる。そのとき、あなたに教えられることは何でも、何の障壁もなしにあなたの中に入り、受容されるのだ。
あなたが透明になれば、あなたは他人のことや、これが人生にどんな影響を及ぼすかといったことを考えることがなくなる。変化のことを心配することもなくなる。あなたは変化を望んでいるからだ。そうなれば、あなたが何を学ぼうと、それはすぐに起こる。いずれあなた方に、これが脳の中で生物学的にどのように機能するのかを教えよう。
さて、あなたはなぜ学校に来たのか? 欲しいものをすべて手に入れるためか? 神を知るためか? あなたは、最高にすばらしい人生を神が生きることを許すことによって、神を知るだろう。それはあなたに畏敬の念を抱かせるだろう。あなたが欲しいものをすべて手に入れたとき、そしてようやく透明になったとき、あなたは神を知るだろう。
あなたがもはや新しい人間を欲しがらなくなったとき、あなたがもはや新しい衣服を欲しがらなくなったとき、あなたがもはや食事や会話や昼寝を望まなくなったとき、つまり、そういったすべての欲求がなくなったとき、あなたは完全に神を手に入れる。そのとき、あなたは自由だ。完全に、自由である。そのとき、無限の力があなたの中で働く。そのとき、あなたにとっての学校は変わる。あなたがこの学校にいる理由が変わるからだ・・・”
”禁欲的な人生が神への道であると思わないでほしい。そうではない。すべてを手に入れた人間は、他に何も望まないが、彼らは禁欲的ではない。彼らは単に満たされているのだ。彼らは貧しいわけではなく、他に何も欲しくないだけだ。彼らは自分の中にすべてを持っている。
私があなたに学んでもらいたいのは、何かを5割引で現実化する機会を待つ必要はないということだ。あなたは必要なものを全て得られるし、それ以上のものを得られる。あなたがそれを信じる限りは。
そしていつか、あなたは一枚のローブを着る準備ができるだろう。そのローブは、マスターのローブだ。あなたが持っているローブはそれだけだ。
あなたのポケットには金(かね)は入っていない。金など必要ないからだ。あなたは自分のマインドを、波を崩壊させて粒子にできるところまで、発達させたからだ。あなたのマインドは、見えない世界、つまり「あの世」につながっているのだ。金が必要なら、あなたは手をポケットに入れ、そこに金があることを期待すればいいだけだ。そうすれば、金はそこにあるだろう。これが、発達させたマインドができることだ。つまり、無からすべてを現実化することができる。そうなれば、あなたにとってそれらは何の意味も持たなくなる。
そのとき、次のチャレンジは、「マスター、どうすれば私は秋分(しゅうぶん)の日に開かれる偉大な集会に参加することができますか?」というものになる。あなたがそれに値すると私がみなせば、あなたはそれに参加することができる。「それに値する」とは、どういうことだろうか? そこに到達するまでの道のりはかなり長い。違うだろうか?”
日本語版CD「神のマインドを通して現実化する」より