内にあるがごとく外にもあり

”さて、神の対称性の中には、ある古い喩え、古い格言がある。それは「内にあるがごとく外にもあり。上にあるがごとく下にもあり」というものだ。これは偉大で完璧な論理ではないだろうか? つまり、われわれが現実の創造者であるなら、現実というものは、原子構造がこれらの王国(*振動数の異なる7つの天界)の大気によって構成されているように、現実はひとつの階層構造になっている。階層構造だ。そして、その階層構造の中核部分には、ひとつの意図があり、それが階層を生み出したのだ。われわれは今日ここで、その意図を見つけ出そうとしている。意識とエネルギーがその意図であり、それがそれらの層を生み出し、そのピラミッドを生み出し、それらの振動数を引き起こす。だが、それを単純にしておくために、私は「内にあるがごとく外にもあり」というあの格言を好んで使っている。われわれが何を考えようと、それは外の現実になるのだ。

外にあるものが何であれ、それが中のものになる、ということではない。それは間違っており、それは無知な状態である。したがって、神は外の世界のどこか、つまり神はどこかにある天国、どこかにある黄金の町にいて、あなたと神の間には巨大な溝があり、神にはあなたが見えるが、あなたには神が見えない、というのは事実に反する間違ったプログラムである。それは無知である。その教えはすべて、神々、つまりエホバと彼の兄弟と姉妹がこの地球にいたときに生まれた。あなた方は、彼らに仕えるための奴隷として創造されたにすぎない。彼らがここを去ったとき、彼らは戻って来ることを約束したが、あなた方は「進化した人間」に仕えてきたのだ。あなた方は、彼らやあなた方に生命を与えた偉大な力に仕えてきたわけではない。だから、そのような教えは捨て去ろう。神は外のどこかにいるのではない。神はここにいるのだ。

あなたが私の話を捨て去り、古い生き方に戻るなら、あなたはそのような人生に値する。本当だ。あなたがこの話に耳を傾け、これを利用して前進し、私が教えたことを人生に取り入れるなら・・というのも、私が教えたことは、あなたが知っていることとは大きく異なるからだ。あなたは部分的に私の教えを知っているが、全部は知らない。だが、あなたが自分のこれまでの考え方に戻ってしまうなら、私の話は徐々に色あせていく。そして、教師もいなくなる。このメッセージは何だっただろうか? 私はあなたに、現実を創造する方法を教えた。これは事実だ。あなたは自分でそれに気づくだろう。私はあなたがあれらの奇跡を確実に体験できるようにするつもりだ。そのあとは、あなたは自分の力で進んでいく。「あなたにはこれができる」と私は言ったが、あなたはそれを知る必要がある。私はその方法も教えた。それはとても単純であり、「明らかだか明らかではないもの」である。最も難しいのは変化することだ。最も難しいのは訓練を実行することだ。最も難しいのは幸せになることだ。幸せになるためには多くの努力が必要だ。なぜなら、誰もが不幸になろうとしているからだ。不幸になるのは社会的に正しいことだ。だがそれは、物事の自然な在り方ではない。

これに関してあなたが何も行なわなければ、あなたは死に、再び生まれてくる。あなたは戻ってきて、再びそれに直面し、同じ問題に取り組むことになる。あるいは、あなたは本当の解決策に気づくかもしれない。本当の解決策とは、それを再び行なうことではなく、それを完了することだ。本当の解決策は、それを維持している態度を変えることである。そうすれば、あなたはもう大丈夫だ。あなたは、ここにはいない存在達の仲間入りをする。彼らはどこか別の場所にいるからだ。そして、彼らの数は多い・・・”


――ラムサ
日本語版CD「おとぎ話が現実となるとき」より
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